2014年9月30日火曜日

The Best of Badfinger

Beatlesの弟分として、Appleレコードのアーティストとしてデビューした「不運な」バンド、Badfingerのベスト盤。

前進バンドThe Iveys時代からBadfinger時代まで収録しており、やはりPaul McCartney作のCome and Get Itが光る。ちなみにBeatlesバージョンはAnthology 3で聴けます。初期のBeatlesを感じさせるミドルテンポのポップ・ソングで結構いい曲なのに他人に惜しげもなくあげちゃうあたりが凄い。

Badfingerと言うかThe Iveysと言えば、やはりMaybe Tomorrow。こういう歌だからこそ、Beatlesの弟分的扱いにもなったんでしょうか?

しかし、彼らの歴史はその後芳しくなくマネージャーがバンドを裏切り借金だけが残り、終いにはメンバーの中心人物も悲観して自殺するという、なんともやりきれない感じ。

名曲Without Youがまさか彼らのオリジナルだとは思わなかった。自分はAir Supplyのカバーが好きです。

まぁ、何と言うかベスト盤なんだけど、どこか垢抜けないというか悪く言うとB級色が感じられて、お得感が薄い。

 

2014年9月29日月曜日

金字塔セット

会議後に飲み会もなかったので、実に久しぶりに金字塔へ。

いつものようにつけ蕎麦にしようとしたけど、たまには別のものを開拓しようと思いメニューをなめると、「金字塔セット」というものを発見。やっぱり、店の名前を冠するのだから食べてみるべきだろうと注文。

いわゆる油そばとご飯、スープのセット。味噌唐辛子が小皿で供され、ご飯でも麺でもスープでも好きに使え、ということらしい。

まぁ、金字塔ファンを自負している自分からすると、ちょっと及第点に達していないと思う。

というのも麺が油そば向きでない。味付けはさすが金字塔なんだけど、ちょっと違うかな。後はご飯が柔らかい。外食のご飯って、もう少しお米粒が気持ち立つ感じじゃないですかね?というより、普通に炊けば普通の硬さのご飯になると思うけど… 以前ランチの小どんぶりも正直今一つだったな…

看板メニューの塩そばやお気に入りのつけ蕎麦と比べると、ちょっとランクが落ちますねぇ。

とえらそうに書いてしまい申し訳ない。スープは凄く美味しかった。なんだかんだ言って、ペロリと頂きました。

 

2014年9月27日土曜日

ナポリタン風スパゲッティ

朝から夕方まで3号がホームグラウンドで試合。歩いて数分なので気楽。

ちびすけはチームでお弁当を注文していたのでいいとして、こっちは用意せねばならんのでスパゲッティにした。

余ったバジルとピーマンとしめじとハムで、ケチャップで味整えてと適当に。

2014年9月26日金曜日

George Harrisonボックス・セット The Apple Yaers 1968-1975発売

Georgeのアップル時代のアルバムをまとめたボックスがリリースされました。

少々悩んだ末、いい機会だと思い米尼で注文。既にAll Things Must Passは持っているけど、それぐらいのライト・ファンなので他のアルバム、特にExtra Textureを聴くのが楽しみ。

こうするとWarnar時代のボックスも手元に起きたくなる…

既に発送されたけど10月入ってからの到着なので、のんびり待ちたい。

2014年9月24日水曜日

ストレンジ・デイズ 2014年11月号

PaulのVenus And MarsとWings At The Speed Of Soundのデラックス・エディションの特集。発売が当初の予定より延びているので幾分早い気がするするが有難い。レココレ誌でも同様の特集らしいので、そっちも後で読みたい。

雰囲気は概ね伝わる記事なので不満はないですが、肝心のデラックス・エディションの写真で一部解像度が低いままのもののが掲載されており残念。誤植はいつものこと(失礼!)だからスルーできるが、写真の方はシステム的にもチェックできるので頑張って欲しい。

もう1つの特集はCSNYのライブ・ボックスCSNY 1974について。こちらも中々いい内容。ディスコグラフィもCSN, CSNYすべて網羅しており満足。

他には来日を控えたTaï Phongについても記事あり。クラブチッタのチケット取れないし、財政上の理由から見送りますorz... ちなみに、Moon Safariも見送ります。贅沢言わずYES来日でガマンの子。

話それましたが、いつもの編集後記は面白い。あんパン少年の目撃情報求むw

2014年9月23日火曜日

UP - R.E.M.

  1. Airportman
  2. Lotus
  3. Suspicion
  4. Hope
  5. At My Most Beautiful
  6. The Apologist
  7. Sad Professor
  8. You're in the Air
  9. Walk Unafraid
  10. Why Not Smile
  11. Daysleeper
  12. Diminished Includes a brief piece entitled
  13. Parakeet
  14. Falls to Climb

1998年リリースの、そしてドラマー脱退後初のアルバム。

不思議な雰囲気のAirportmanから始まり、ミドルテンポの気怠いLotusが続く。これなんか、StonesのKeith Richardsのリフが合いそうな感じ。

シューゲイズっぽいイントロ、バッキングのHope。ドラム不在をこういうアイディアで埋めようとしているのか。

そして本作のベスト・トラックAt My Most Beautiful。冒頭のピアノとドラムだけでBeach Boysっぽさが分かるが、はかなげに歌われるメロディ、コーラスがいい。R.E.M.の中で1,2を争う名曲と思っている。

メロディが良いと言えば、#11のDaysleeperの絶妙なワルツのスイング感がたまらない。

#8のYou'in the Airでは流麗なアルペジオの後ろで歪んだギターがリフというよりは効果音的に差し込まれ、その上でStipeのなんか泣きそうなボーカルが乗り、印象的な1曲に仕上がっている。

エンジニアはNigel Godrich。へぇー。

照り焼きチキンサンド

2号、3号共に同じグラウンドで練習試合。

ということで、お昼ご飯持参で見に行く。ここのグラウンドは周りに何もないので、もう必然的に持って行くことに。

ということで自分はパン焼いて照り焼きチキン(ちびすけ達のお弁当にも入れた)作って、サンドイッチを用意。相方はおにぎり作ってくれた。

コーヒーも持って行ったけど、この日は残暑も厳しく、熱いコーヒーなんぞ飲んでいられなかったw

試合の方は買ったり、負けたり。PK合戦は盛り上がっていた。

ただ、翌日から腕が痒い。みると、肘の内側中心に虫刺されっぽい後が。でも、蚊ではなさそう。相方も結構刺されていたが、けむしではないかと推察。チャドクガかどうかはわからないけど、蛾の幼虫の毛が飛散してて刺さった説が濃厚。

観戦も長袖のシーズンか?

2014年9月21日日曜日

焼豚作った

夕方からはーちゃんちにおはぎ作り行くことになったので、手土産に焼豚作って持って行くことにした。

いつもは表面だけ焼いてから茹でて、タレ絡めながら焼くのだけど、たまにパサパサになることがあった。今回はタレつけてからオーブンで約ことに。オーブンでの焼き具合が思ったより良くないので、表裏ひっくり返しながら、30分ずつ焼いた。

 

姪っ子家族も来ていたが、うちのちびすけ達は一緒に遊んであげようとせず、ゲームやりたいと駄々をこねるので叱りつける。疲れたw

とりあえず罰でゲーム1週間禁止にしておいた。

パセリとバジルのスパゲッティ

ちびすけ2号のサッカーのコーチから食べ物の好き嫌いをなくす挑戦をしなさいというようなミッションが下り、2号に嫌いなものなんてあったっけ?(というくらい良く食べる)と思いながら話を聞くと、「パセリ」と答えたらしいw なるほど。

という理由で買ったパセリの残りがあったので、お昼に

バジルと一緒に刻んでスパゲッティにしてみた。これはこれで美味かった。

2014年9月19日金曜日

世界が終わるわけではなく - ケイト・アトキンソン

ケイト・アトキンソンによる不思議な短編集。

最初の2本を読んで、ちょっとハズレかと思ったけど3本目の「テロメア」から話が面白くなってくる。

読み進めていくと、連作ではないもの、それぞれの話の登場人物が他の話でも登場してきており、そういうクロスオーバー的な部分も面白い。

4本目「不協和音」では教師の母、勉強が出来、クラシックやTracvisが好きな姉、TVゲームやヘビメタが好きな不出来の弟の3人家族の物語。主に、姉、弟目線で状況が語られていく。

有名女優の息子と子守の話「予期せぬ旅」では2人の交流の深まりを伺え、知らぬ間にもう1人の自分が動き回り、その影に怯える「ドッペルゲンガー」(ラストはなかなか)なども面白い。

冒頭と最後の話が同じ登場人物による話で、このように挟み込むことで「トータル・アルバム」のような効果を狙っているんだろうけど、別にそんな小細工を弄さなくとも面白い1冊になり得ると思うが…

2014年9月18日木曜日

Elements Of King Crimson Tour Box 2014

第8期のCrismosnがいよいよ始動しましたが、それを受けてのTour Boxの発売。Tour Boxと言っても、Tourの音源が入っているわけではなく、会場で販売しているグッズの1つのようですな。
そういう性質からか尼での取り扱いは今のところないようで、今回初めてBurning Shedで購入。日本円で3000円しなかったと思う。

中身はこんな感じ。CD2枚とブックレット。

収録曲についてはBurning Shedのサイトで詳細を確認して欲しいが、主に過去のライブ音源や40周年盤からが中心だが、未だにある過去の未発表曲やForthcomingとアナウンスされる今後の音源に期待が膨らむ。

ThraxBoxxとかまさかTHRaKaTTaK豪華特製盤ではないよな、と軽く戦慄をおぼえるw

今回のツアーでは、まさかの「懐メロ」展開なので本当にどういう風の吹き回しかFripp御大の心境の変化が気になる。そういうことができるメンツとしての今回のメンバーなのだろうが、ドラムス3人がうまく機能するか注目したい。ProjecKt名義で参加のJakkozykとMel Colinsだが21st Century's Schizoid BandでもCrimson Classicを演奏していた2人が合流することで、全ラインナップのCrimsonを現代に生まれ変わらせることもできるのだろう。

今更ながらYouTubeチャンネルも開設し、そこで今回のリハが見られるが、まだその真価は分からない。今更といえば、ようやくiTunesでもCrimsonを解禁したようで、この一連の流れに総決算的な何かがあると勘ぐってしまう。

 

 

2014年9月16日火曜日

Reveal - R.E.M.

  1. The Lifting
  2. I've Been Hig
  3. All the Way to Reno (You're Gonna Be a Star)
  4. She Just Wants to Be
  5. Disappear
  6. Saturn Return
  7. Beat a Drum
  8. Imitation of Life
  9. Summer Turns to High
  10. Chorus and the Ring
  11. I'll Take the Rain
  12. Beachball

R.E.M.の21世紀初のリリースのアルバム。前作Upで3人組となり、どことなく内省的な雰囲気の(元々あるけど)強かったが、本作では結構骨太なサウンドで押し出して行く部分とアコースティックなサウンドで、やっぱり押し出して行くサウンドなのが印象強い。

以前ベスト盤In Timeを聴いた時にも、ふとよぎった妄想だけどJohn Lennonが生きていたら一緒に何かやりそうなバンドの1つかな、と。

まぁ、そんな妄想は置いておいて、出だしのThe Liftingの「何かが始まる」感じのイントロがR.E.M.らしくていい。そして、Michael Stipeのあのボーカルである。かっこいいですな。

そして前作の流れを感じるI've Been Hig。

その後をシングル・カットAll the Way to Reno (You're Gonna Be a Star)が盛り上げて行く。この気怠げなボーカルと印象的なリフが心地良い。

シングル・カットと言えば、Imitation of Life。やはり、本作でのベストトラックだと思う。歌もいいが、Peter Buckのギターの絡み方が好き。キーボードによる間奏もこの曲のいいところか。

I'll Take the Rainはアコギの引き語りで始まり、徐々にアコーディオン的なキーボードやドラムスが重なり、バンドサウンドが完成さていく印象的なサビは、いつまでも終わって欲しくない感じになってしまう。なんかOasisもやりそうな感じだけど聴くとやっぱりOasisではなく、R.E.M.なんだなぁ、としみじみ思う。

Saturn Returnのように韻を踏んだタイトルだなと思って調べてみたら、そう言った占星術の言い回しがあるそうな。「試練の時期」だとか。

アルバム通して聞き終わった時の、軽い喪失感を感じるけどそれでもやっぱりまた聴きたくなる不思議な1枚。

 

 

雅楽で一杯

急遽夕方から本社で打ち合わせとなったので飯田橋へ。

意外と時間のかかる会議で、終わったらとっぷりと日も暮れていた。

気分転換もしたく、なんとなく思い立ってたまに行くうどん屋さん、雅楽に1人飲みしに行ってみる。

19時前だけどテーブルは結構埋まっていた。まぁ、1人だからカウンターで十分だけど。
軟骨の梅肉和えとビールでのんびりやったら、刻み揚げのうどん(小)をいただく。

30分も居なかったかも。だけど、のんびり過ごせた気がする。

2014年9月15日月曜日

ボンゴレ

アサリの剥き身を買ってあったの忘れてて、慌てて使った。

アヒージョの残りのオイルも使い切れて、残り物整理ができたw

2014年9月14日日曜日

エビとキノコのガーリックオイル・スパゲッティ

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今日もお祭りだけど、その時間帯みんな部活やサッカーなので昨日と打って変わってのんびり過ごす。

お昼は昨日のアヒージョの残りでスパゲッティ。

2014年9月13日土曜日

秋祭り

今年の秋祭りの山車は妖怪ウォッチのジバニャン。お爺ちゃん達が結構本気で作ったらしい。奥のトトロは以前作った山車。

ということで、姪っ子家族もお呼びしてお祭りに参加。

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とは言え、まだまだちいさいのでお神輿も参加してもらったけど、途中から危ないので列から外れることに。今年はジバニャンのせいか子供の参加も多い気もする。せっかくなのに、申し訳ない。

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長男はもう独自行動。2号もお小遣い貰ったら、出店に駆け出して行ったw

夜は大人の担ぐ神輿が引き回されていたのでPenで撮影したら、フラッシュも炊かないのにこの明るさ。いいじゃない。

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姪っ子家族にはーちゃんも来てくれ、お刺身やお寿司を買ってきていただいた。有難い。自分は豚の角煮とサラダとアヒージョしか用意出来なかった。

出店の焼鳥があるのも良かった。

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2号はクジを2回もやって、スティッチをあえて2体揃えるという意味不明なことをw ウケ狙いらしいが、邪魔ですぞ。

2014年9月9日火曜日

The Brondesbury Tapes (1968) - Giles, Giles & Fripp

今まであえて聴かずに通していたけど、目についてしまったので聴いてみたw

GGF時代の音源は海賊版Wired Person's Guide To King Crimsonで聴いたことがあるので正直驚かないが、これがあのKing Crimsonの前身なのだから不思議。

「陽気な狂気」が売り?のようで、Fripp御大の不気味な笑みとかしこまったGiles兄弟の対比がすごい。

贔屓目にみても資料的な価値はあると思うけど、それ以外で当時の録音の価値は正直希薄ではないかと。

それでもIan McDonald加入前後ではやっぱり曲、演奏の質は違うし、当時からMichael Gilesのドラミングは凄腕かと思うし、Frippのギターも後のFructureとかでやりそうな手癖がここで垣間見えるのは興味深い。Tremelo Study In A Major (Spanish Suite)なんかアルハンブラの手習いみたいで、いかにもFrippらしいが一方でSuit No.1という組曲(風)を出してくるあたり、後のプログレ道に続くのが分かる。

Young Pesron's〜で聴けたJudy DybleボーカルのI Talk To The Windがここでも聴ける。初期ライブ、IslandsのLetters元ネタのWhy Don't You Just Drop Inも「陽気な狂気」を具現化してて面白い。

つらつら書いたけど、同じCrimsonつながりでも宮殿脱退後のMcDonald & Gilesの完成度は高く、濃密な成長期間を経たことが分かる。

 

2014年9月6日土曜日

Olympus Pen E-PL6ダブルズームセット

5月の連休前ぐらいから今まで使っていたSonyのHX-1が故障してしまった。
ズームでレンズをせり出した状態のまま、エラーコードを吐きながら戻らなくなってしまった。過去にも同様の現象が発生したのでメーカー修理に出したが、今回も2万円弱ここでかかるのは辛いと思い、修理は断念。
ここでいよいよミラーレス一眼にするかと思いながら、ダラダラと放置。正直夏休み中にも買いに行こうと思ったんだけど、すごい雨降ってきたからやめんたんだなw
さて思い立って近所のビックカメラで、OlympusのE-PL6に決定。もう店員捕まえてすぐに購入。この時でないと今後買いづらいと思い、いきなり単焦点レンズまで一緒に購入。ここは本当に思い切ったな、と汗が出る。
ということでいきなり、レンズ3本で一眼デビュー。ちなみに、ポイントがついたので後日レンズ・フィルターもポイントでゲット。

そう言えば、FlashAirもついでに購入。今までCyberShotしか使ってなかったからSDカードがないんだな。

で、早速標準レンズで試し撮り。

ちょっと、ピント甘いですがw

期待以上のボケ具合。大事に使いたいと思います。

 

 

2014年9月5日金曜日

ティファニーで朝食を - トルーマン・カポーティ(村上春樹訳)

おそらく20年ぶり以上に読み直したカポーティの「ティファニーで朝食を」。当時はどうも合わないなぁと思って手元にも残していないけど、村上春樹による新訳ということで再挑戦してみた。

結果、正解。自分の好みとするところの米文学の空気を存分にまとった良作だった。あれ?昔はどうだったっけ?ただ堪え性もなくあきらめていたのか?実際のところ、今回はページをめくるのも早く、もう終わり?という印象。

映画ではオードリー・ヘプバーンがヒロイン、ホリーを演じて有名になってますが、村上氏後書きにあったのは著者のカポーティはヘプバーンが合わないと強く感じていたらしく、世間で名作と言われた映画の裏にもいろいろあるんですな。

確かに作中でホリーがギターを爪弾く描写があったけど、さほど印象的ではないものの映画ではムーン・リバーをうまく使い深い印象を与えている。

今回読み直して気に入った部分は、終盤ホリーが手紙を受け取る場面。

「女たるもの、口紅もつけずにその手の手紙を読むわけにはいかないもの」という台詞が、彼女らしく、いい。

 

短編も幾つか収録されており、「ダイアモンドのギター」と「クリスマスの思い出」は甲乙つけ難く、何度か読み直してしまった。「クリスマスの〜」での「人生が僕らの間を裂いてしまう」という言い回しが、これまた良い。

新訳とは言え、読み直して正解の1冊。

 

12 Memories - Travis

最初にTravisを聴いたのは何年か前、クルマのCMで使われていたWalking In The Sunだった。あの綺麗なメロディに、如何にもブリット・ポップな感あふれるところに惹かれた。

勝手にブリット・ポップと決めつけたけどWikipedia見たら、どう見てもUKでした。本当にありがとうございました。しかも、Oasisに気に入られてるらしい。いい風に「目を付けられて」よかった。

ジャケットを象徴するかのように、幾分地味目なQuicksandで幕を開ける。Walking In The Sunのような陽気なポップを期待していると肩透かしを喰らうが、これはこれで馴染んでくる。

続く、The Beautiful Occupationはメリハリの効いたサビが光る良曲。

シングルカットされたRe-Offenderもいい。Walking In The Sunで感じたBeatlesっぽさがじわじわと滲み出てくる。

Beatlesっぽさも垣間見せつつ彼らのオリジナリティが感じられるSomewhere Elseでは、美しいメロディの間に心境を吐露するかのように呟くような歌声があり、こう来るか、と唸ってしまう。

ギターバンドなんだろうけど、ボーカルFran Healyによるピアノの鳴り方が絶妙。こいつのせいで、全体を綺麗に整えたり、どこちなく不安な感じを漂わせたりと、ポップ職人の気質を感じる。

ラストのWalking Down The Hillには、3曲追加のシークレットトラックがある。普通にトラック分けてくれた方がありがたいのだが。

2014年9月2日火曜日

本蓮沼の麺処さとう

以前から気になっていた本蓮沼の麺処さとう。いつもなら、覗けば満席。待ちも1人、2人いる状態だったので、目配せするものの入らずじまいで通していた。

久々に散歩がてら本蓮沼まで行ってみると、今日は先客が1人しかいない。ということで、いい機会なので入ってみた。

豊魚鶏がら醤油味玉ラーメンを注文。

あっさり目のスープに細麺。この麺なら豚骨にしておけばよかったか?まぁ、普通に美味しい。ネギと水菜のシャキシャキ感がこのスープにも合う。

終盤はもみじおろしを加え、締める。

腹ごなしに板橋まで足を伸ばし、そこから帰宅。