2017年5月6日土曜日

キャプテン・アメリカ/ファースト・アヴェンジャー

昼間は子供達のサッカー観戦だけど、夜はHuluでアヴェンジャーズ・シリーズを鑑賞。

お次は、キャプテン・アメリカの単独タイトル。いかに、スティーブ・ロジャースが超人となり、アヴェンジャーズの時代まで氷漬けとなるかが描かれた作品。

改めて正義感強いキャラクターが、ひ弱な青年であったスティーブの生まれ持った素質であることが分かり、なるべくしてヒーローになったことが腑に落ちる。特に、訓練中の「爆弾だぁッ!」のシーンに強く出ていて、力だけでなく勇気を持ち合わせていることが良く分かる。

とは言え、人体実験の要素が色濃い強化人間であり、それが戦争に投入されるというのが怖い。

第二次大戦期なので枢軸国が敵国として描かれるが、ドイツでもやはり神秘の遺跡の力で強大な力を得ようとしている動きがある。その結果、実験組織は「ヒドラ」という独立した組織となり、祖国を裏切り、世界も敵に回す。

そうした脅威にキャプテン率いる精鋭部隊が立ち向かい、犠牲を払いながらヒドラの頭目、レッドスカルを倒す。

とまぁ、ひととおり物語として決着を付けつつ、世界を守るためにキャプテンが北極に向かい物語は終わる。これはこれで未来譚となるアヴェンジャーズの話がなくとも十二分に楽しめる良作となっている。

後のアイアンマン、トニー・スタークの父となるハワード・スタークとの交流や、彼の協力の元、シンボルとなるビブラニウム製の盾ができる話なども興味深い。

トミー・リー・ジョーンズ演じるフィリプス大佐がいいキャラしている。