メンバー全員のソロ活動があり、モラーツが脱退し、ウェイクマンが復帰した'77年の作品。
当初モラーツがスイス出身だからスイスで録音開始したが、脱退してしまったので、急遽ウェイクマンが呼び戻された。マネージメントも同じだったので、声かけやすかったのと「海洋地形学~」から時間も空いたのでほとぼり冷めたといったところか。
'77年は既にプログレのブームも終わっており、パンクが流行りだした頃。
前作からも間が空き、時代に迎合しようとしたのかジャケット・アートはヒプノシスによるものとなり、ビルの写真や幾何学模様を背景に全裸(後ろ姿)の男が立っているものとなっている。イメージチェンジのつもりなんだろうけど、正直あまり合わない。というかコンセプトがよく分からない。
ラストの大作「悟りの境地」もあるが、基本的にどれも歌メロが非常に明快。冒頭の「究極」はイエス風ロックン・ロールといった感じ。だけど印象的なギターフレーズがスライドによるものでおよそロックン・ロール・バンドとはほど遠いアレンジなのも面白い。
「悟りの境地」はイエス・ミュージックの「真髄」とも言える長尺曲で、ことあるごとにアンダーソンがこれを気に入っている発言をしている。緩急効いて聴きやすく、長尺でも聴きごたえもあり、確かに最高傑作として位置づけられているのも分かる。
パイプ・オルガンはスタジオから遠く離れた教会で録音。録音機材を持ち込まずに電話を通じて録音したっていうけど、それでこの音になるのか?当時のエンジニアの創意工夫って本当に凄い。
2003年のリマスターでボーナストラックが結構収められているが、既にイエスイヤーズでお披露目されたものもある。Mountreux's ThemeやVeveyなどは膨らませるなり、他に含ませるなりしても良かったんじゃない思うピースだと思う。
2022年8月31日水曜日
究極 | イエス
2022年8月30日火曜日
結晶(Union) | イエス
イエスの歴史の中でも大事件とされる、2組のイエスの合体作。
発表当時は裏側の細かい事情も分からないながら、それでも2組別々に制作してジョン・アンダーソンだけが気持ちよく歌ってるみたいに言われてましたが、その後ネットのおかげか真実とされる情報が続々出てきており、今では本作、特にABWH側はメンバー以外のスタジオミュージシャンが演奏しているということが明るみになっております。まぁ、アンダーソンとプロデューサーのジョナサン・エリアスの独断なんでしょうが、よくもまぁ、発売できたものだなぁと感心。ショウ・ビジネスの世界の裏側は怖いもの。
そもそもジョン・アンダーソンがラビン擁する90125イエスから脱退して、旧メンバーとABWHなるものを結成しこちらがイエスと宣言したものの名称は使えないものの、非情にイエス的な作品をリリースし、2組に分裂したお家騒動となってました。
しかし、ABWH側が煮詰まったのかアンダーソンがラビンにいい曲ないか聞いたのがきっかけで、一緒にやることに。とは言え、レコーディングは完全に別々で本作ができたことに。
世間でも結構評価良くないですが、自分はわりと気に入っている。
特に冒頭のI Would Have Waited Foreverなんか、すごいイエスっぽくていいじゃん!と思ってます。この曲こそ、全員で演奏すべきだったのではと思ってる。
久々のハウ師匠によるアコギインスト、Masqueradeはメロディも美しいが、あの音色に魅せられる。
The More We Live - Let Goはスクワイア番長と後年イエスに参加するビリー・シャーウッドの共作。二人のユニット、コンスピラシーにも再録されている。
最後のTake the Water to the Mountainはいかにもアンダーソン節なイエス・ソング。正直、ひねりが足りない部分があるとは思うが、このようにそれっぽい雰囲気の中でのびのび歌う様を聴くのは結構気持ちいい。
ABWH側の曲はトニー・レヴィンがベースを弾いているそうで、そういう経緯からかEven Songはブルフォード&レヴィン作、演奏となっている。悪くはないけど、イエスの看板の元に出すもんでもないかなとは思う。
ツアー中もメンバー間で確執あった部分も言われたけど、総じてお祭り騒ぎの雰囲気でファンは楽しめたんじゃないでしょうか?
自分は後追いなので、あとでDVDやCDでライブをおっかけた感じ。
バイオ本など読むと、ハウ師匠が結構かたくなな感じの姿勢が終始続いていて、やはり難しい人だなと(笑)。後年の6人編成からのビリー・シャーウッド脱退なども、すべてではないにせよハウ師匠起因なんだろうなと勘ぐってる。
「イエス・ヒストリー」の映像を見ると、ウェイクマンなんかは終始にこやかに他のメンバーにいい意味でちょっかい出している。ほんと陽キャラだな、と思う。
本作はロジャー・ディーンによる美麗なジャケットも印象的。イエスの場合は、この方が売れる。
2022年8月29日月曜日
マグニフィケイション | イエス
2001年リリースのキーボード抜きの4人編成、オーケストラ共演の異色作。
イゴール・コロシェフが脱退し、ウェイクマンもツアーには復帰したもののまた脱退し、結果キーボードなしで制作することに決めたアルバム。キーボードがいないからオーケストラと一緒にやることにしたのか、オケがいるからキーボードの補充をやめたのか、その経緯はよく分からない。
全体的な楽曲群は一定のイエス・レベルに達していると思うが、当時は一聴後、ぱっとしないなぁと思った覚えがある。何度か聴いているうちにじわじわ来るというか、冒頭のマグニフィケイション以外はその良さに気づくのに少々時間がかかった。
Give
Love Each Dayは導入のオーケストラも素晴らしいが、展開が美しい。サビメロももちろんいいが、その前のOur heaven will
be nowから続く展開になんだかぐっと来る。本アルバムで一番気に入っている曲。この良さに気付くのに若干時間がかかってしまって反省している。
Can
You
Imagineは珍しくスクワイア番長リードボーカルの曲。この御仁はもっとリードボーカル曲あってもいいと思うんだけど、なんていうかアンダーソンを立てているというかバンド(の出来)至上主義みたいなところが大きくて、制作面・人事面での辣腕とのギャップが面白い。
10分ほどのIn the Presence ofもアンダーソンのソロっぽいメロディで正直地味なんだけど、あのゆったりさが持ち味なんだなと思っている。
日本盤はボーナストラックにLong Distanceのオーケストラとの共演ライブが収録されていたが、その後に危機、Long Distance、錯乱の扉のライブがボーナスディスクとして付いたものが出て、それも買った。それにしてもジャケットはイマイチ。
この後、しばらくライブ盤とかボックスとかしか出ないので、本作が最後の作品になるのかなとよぎったこともあった。(Word Is Liveが出たころ)
残念ながら、現時点ではジョン・アンダーソン参加の最後のスタジオアルバムということになっている。
2022年8月28日日曜日
週末雑記
久々の仕事復帰で前半は長く感じたけど後半からはいつもどおり早く過ぎ去る一週間でした。
土曜日はいつもどおり午前中に買い物。ホームセンターにも寄って、フライパンとかを買う。
お昼はハムとズッキーニのトマトスパゲッティ。
午後は朝ドラ消化。妻が実家に用事ででかけている間に軽くギター練習。
夕食はトリマヨやサラダを作った。あとは、昨日妻が作ったチキンシチューの残り。
日曜日は午前中は雨で出たくなかったけど、弱まった隙に帽子だけかぶって急いで散歩ついでに卵、パンを買いに行く。
お昼は味噌ラーメン。茹で卵やメンマものせて、スーパーブランドの生麺ということもあり、今回は好評。
午後はストレンジャー・シングスを鑑賞。
夕食はポークカレー、エビワンタンスープを作る。エビワンタンはスーパーで買ったやつだけど、いつもの肉の方がいいとのこと。
リレイヤー
ウェイクマンが脱退し、代わりにスイス出身のキーボーディスト、パトリック・モラーツが参加。途中、ヴァンゲリスにも声を掛けたようだが断れたとか。
モノトーン基調のロジャー・ディーンのジャケット・アートとは裏腹に、サウンド的には結構カラフルな仕上りになっている。
構成的にはA面1曲B面2曲の「危機」と同構成。
目玉はやはりA面すべて使った「錯乱の扉」でしょうか。緊張感ある出だしはモラーツよる演奏・独特な音色が功を奏していると感じる。終盤のボーカル中心のパートは後日「スーン」という名前で単独でプレイされてたりする。
そしてイエス史上もっともアバンギャルドな演奏の「サウンド・チェイサー」。即行のようでアレンジされつくしたインストパート。ボーカルもあるが、この曲の魅力はスリリングな演奏パートだなと思います。これは生で観たことないですね。
ラストは美しい旋律の「トゥー・ビー・オーバー」。アンダーソンの得意なスタイルですね。ほんと気持ちよさそうに歌っている。スクワイア番長のコーラスも素晴らしい。
2022年8月27日土曜日
海洋地形学の物語
後追い世代の入手順から言うと、結構後にゲットした作品。'74年リリースのアナログ2枚組、片面1曲ずつの計4曲の大作。
ウェイクマンは本作の出来が気に入らず、ツアー後に脱退(1回目)。
当時はレコードの制約(片面の収録時間)というのもあって、こういう構成になったんだけどウェイクマンとしては納得していないらしい。CD時代なら1曲の長さも気にせずにまとめることもできたので、メディアによって曲作りが変わるのは必然だなぁと感じる。
大体の人はやはり、1曲目の「神の啓示」か4曲目の「儀式」を推すと思う。自分もそう。2曲目や3曲目の古代文明はちょっと冗長に感じる。悪く言うと引き延ばした感がある。それでも「古代文明」中間のハウ師匠によるアコギの部分などハイライトはしっかりとあり、当時の創作意欲の高さが伺える。
正直体力(気力)が普通以上でないと、通して聴くのが厳しいときもあるが、それでも結構な回数聴いていると思う。
ツアーではやる気のないウェイクマンが「カレーを食べながら、ビールを飲みながら」演奏してたと色んな文献に証言を見つけることができるが、ああいうユーモアもウェイクマンらしい。
アルバムより先にボックスセット「イエスイヤーズ」で「儀式」を初めて聴き、こりゃまた結構複雑な大作だなと感じたことを覚えている。何度も聴いたせいか、今はもう流れが染みついているので恐ろしい。「神の啓示」は冒頭のアンダーソンによる呪文のような歌いだしからおどろおどろしい曲かと思いきや途中から明るい展開というかハウ師匠のギターもきびきびと流麗なフレーズを紡ぎだし、ボーカルものびのびとしたメロディを歌い上げるイエス・ミュージック。本作からアラン・ホワイトがドラムでスタジオ初参加となっているが、ブルフォードの細かく走るようなリズムよりはどっしりとした安定感あるプレイでその上でメンバーが自由にやっている感じ。全体的に疾走感はすくなく、ゆったりとした大河をゆくような曲展開。
続く「追憶」はパーカッシブなプレイから始まり、うねるようなシタールっぽいフレーズが印象的。でもちょっと冗長かな。ウェイクマンも恐らくこういう無理に伸ばしたようなところに納得いってなかったのかと思ってしまう。
「古代文明」は、ハウ師匠のアコギパートが素晴らしい。ソロライブでも本作をコンパクトにギターソロのみで演奏しているが、やはりこの部分はハイライトになっている。
ラストの「儀式」は本作最長の21分越え。それでも展開がはっきりしているので、聴き飽きない。当初、途中のパーカッション中心のパートで飽きていたが、1975年のビデオを見てから印象変わった。そこではアンダーソンやスクワイアも何か大きいパーカッション鳴らして、全員参加の勢いでプレイしている様子がかっこよかった。
アラン・ホワイトが参加して初のスタジオ作品で、本作においてはビルのようなドラミングより、どっしりとしたロック的なドラムが合っているといわれていて、まぁ他のメンバーが好き勝手にやっている感じもするので、そういわれるとそうかなとも思う。
まぁ、初心者・万人にはお勧めしづらいが、イエスミュージックの真髄が詰まっている作品でもあるので、必聴ではあるかなと思います。
2022年8月26日金曜日
ラダー | イエス
前作から参加のシャーウッドはギター担当となり、前作ゲスト参加のイゴール・コロシェフがキーボードとして正式メンバーとなり、珍しい6人編成。
プロデュースはエアロスミスなどで有名なブルース・ウェアバーン。彼の仕切りがいいのか、今でも愛聴している名作になっている。
残念ながらフェアバーンはミックス前に他界してしまったのだけど、彼との関係がこの後も続いてたとしたらイエスは結構メジャーシーンに返り咲いたんじゃないかと思う。
どの楽曲も良く、捨て曲ないと思う。前作とはクオリティやテンションが違う。ジャケットも安定のロジャー・ディーン。
冒頭のHomeworldはイエスにしては珍しくゆったりと始まり、徐々にいつものシンフォロック全開のスタイルに展開していく、90s風プログレとして大変良くできている。
2曲目のIt Will Be A Good Day (The Ladder)は一転してポップ調だが、これぞイエスというサウンド、コーラスが楽しめる1曲。ハウ師匠のギターもキレがある。アルバム全体に言えることだが、ジョン・アンダーソンの嗜好なのかどことなく南国っぽさというかカリブっぽいテイストがちりばめられているのも、いい風に作用していると思う。アンダーソンの主メロの後ろでCome
tomorrow, Destiny...とコーラスしているのもグッド・ポイント。
続くCan I?はWe Have Heavenのオマージュ。これだけ聴くと?と思うもアルバム通して聴くとさほどおかしくないから不思議。
プログレ的でない曲の良さも本作の売りだと思っていて、6曲目の「If Only You Knew」はイエスがやらなくてもいいようなポップ・バラードだが、ツワモノメンバーがしっかり演奏し、アンダーソンが流麗に歌い上げると一流の仕上りになるといういい例。とにかくメロディ、歌詞ともに楽曲として十二分の良さがあり、それをうまく体現していると言える。It Will Be A Good Dayといい、If Only You Knewといいイエスという色眼鏡を外せば、純粋に良曲。どちらもシングルカットして売れても良かったと思っている。
9曲目「The Messenger」はラビン期の曲でもおかしくないような1曲。
続く「New Language」は出だしこそ、かつての緊張感かつスピード感あるフレーズでプログレ大曲っぽい始まり方だが、一旦落ち着くと本作のトーンにあったミドルテンポの歌ものに突入。ちょっと力抜けるなぁと思いながらもハウ師匠のフレーズもいいおかげで、最後まで聞ける。
ラストを飾る「Nine Voices」はABWHのLet's Pretendを思い出させるアコースティックなアンコール的小品。クロージングに相応しい。
本作はバランス良くポップテイストあってのプログレなので、イエスの50年の歴史における「中興の祖」的な作品だと思っている。
このラインナップ、若手も入って新陳代謝も進んでいいんじゃないと思っていたら、その若手2名が抜けるんだからいけない。コロシェフはまぁコンプライアンス的にアウトなので仕方ないとして、有望なプログレ職人シャーウッドはハウ師匠からしてギタリスト2名体制が気に入らなかったんでしょうか?シャーウッドの師匠筋のスクワイア番長も熱心に引き留めた感じもしないので、この辺のメンバー間のバランスが良く分からない(笑)
シャーウッドも復帰しているので、Nine Voices以外の曲もライブで改めて聴きたいと願ってます。
2022年8月25日木曜日
キーズ・トゥ・アセンション | イエス
'96年リリースの黄金期イエスによるライブ+スタジオ新録という変則的な2枚組。
ロジャー・ディーンの清涼感ある青が印象的なジャケットと帯の「イエス完全復活」という煽り文句が印象的だったのを覚えている。
しかも続編の2も出るということで('98年に出た)、変わった形だなぁと思った。
1の方は内容は悪くない。ライブはかなりオーバーダビングしたそうだけど、パッケージとして整えるならまぁいいんじゃない、と。
アメリカやオンワードのライブ・バージョンを初めて聴いたこともあり、なかなかいい選曲じゃない、うん、と納得してた。
スタジオ録音はビー・ザ・ワンとザット・ザット・イズ。自分は前者はかなり好き。後者は良さが分かるまで結構時間かかった。ビー・ザ・ワンは今ライブでやって欲しいと思っている。
2の方はスタジオ録音はまぁいいとして、ライブがいまいち。というか「危機」がのろくてこれ以降ライブ盤の「危機」を聴くのが怖くなる。この1曲のせいで、2のライブ音源は聴く回数少ないと思う。一応来日公演で聴いているけど、ライブで観るのとCDで聴くだけじゃインパクトが違う。
一方、スタジオ作品はMind Driveは80年代初期、元Zepのジミー・ペイジとのセッションの際に作った作品がベースのものもあるとのことで、そんなに悪くない。
「ブリング・ミー・トゥ・ザ・パワー」はアンダーソンの歌いっぷりが素晴らしい、自分の中では一押しの曲。いかにもハウ師匠というギターのオブリガートもいい。
今のところ、リック・ウェイクマンが関わった最後のスタジオ録音。これがもう四半世紀以上前という事実に、自分も年取ったなぁと思ってしまう。
2022年8月23日火曜日
In A Word
2005年リリースのイエスの5枚組ボックスセット。2001年のマグニフィケイションまでを網羅したイエスイヤーズのアップデート版。
本作も未発表曲が含まれているが、イエスイヤーズの時ほどの衝撃はない。正直、イエスイヤーズや以降のリマスターであらかたよさげな未発表曲は出尽くした感があり、ここでの未発表曲は聴いてもそんなにありがたいものではない。悪く言えば、出涸らし感ある重箱の隅のアウトテイク。
本作は2003年以降のリマスターされた音源でのコンピレーションと2001年までの作品まで網羅したということで一定の評価はあると思う。
選曲も定番は収めながらもイエスイヤーズには含まれなかった長尺曲(シベリアン・カートゥル、神の啓示、錯乱の扉、マシーン・メサイアなど)も含まれ、聴きごたえは十分にある。
2022年8月22日月曜日
イエス・イヤーズ
トークを聴く前に入手していたと思う、イエスの4枚組ボックスセット。90年代はボックスセットの時代の幕開け。
CSNのボックスを初めて買ってその出来栄えにものすごく感動し、それ以来ボックスセットに魅入られる「箱男」と化してしまうんだけど、本作もツェッペリンのボックスとどっちが先か忘れたけど2番目か3番目に買ったボックスセットであることは確か。
とにかく美麗なロジャー・ディーンのアートワークが映える。これはこの大きさだからこそ魅力も増す。
そして、8人イエスまでをつづったバイオグラフィー、ファミリーツリーととにかく音楽もものすごい量だが、付き物の素晴らしさも相まってこれまでのボックスセットの中でも上位に入る気に入りよう。
選曲も未発表曲を織り交ぜながら、長尺曲もばんばん入っており、イエスのベストとして恥じない内容になっている。
今となっていはここでしか聴けない未発表曲もほぼないが、ディスク3に入っているビートルズのI'm Downのカバー(ライブ)とディスク4のLove Conquers All(スクワイア、ビリー・シャーウッドの共作)はここでないと聴けない。
Disc1のゼンやエブリデイズもBBC音源だったりするので、微妙に変えてきているところも嬉しいところ。
2005年にも5枚組のボックスセットが出るが、美麗なアートワーク含め本作の価値は下がらないと思う。
2022年8月21日日曜日
週末雑記
土曜日は買い物。
お昼はエビとアボカドのスパゲッティ。休暇もそろそろ終わるので少し豪華に。
午後は朝ドラ消化。
日曜日は、クリーニング出しにいくついでに軽く買い物。
午後はストレンジャー・シングス鑑賞。
休暇中に、スタジオ練習に行ったり、新しいオーブンレンジでパンや至りしようと思ったけど、ストレンジャー・シングスに夢中で動かず(笑)。
トーク | イエス
自分がリアルタイムで新作として買ったのが本作。武道館の来日公演も行った。(ビリー・シャーウッドがサポートメンバーとして参加)
弱い曲があるのは事実だけど、イエスのアルバムとしてそんな悪くない。強いて言えば、ジャケットはイマイチ。ロジャー・ディーンにするだけで売れ方も変わったと思う。
オープニングの「コーリング」はラジオ受けしそうなキャッチーなハードポップだし、ロジャー・ホッジソンが絡んだせいでアンダーソンは気に入らないだろうけど「ウォール」の出来栄えだって素晴らしい。
帯にあった「危機の続編」みたいな煽りは違うと思うけど、ラビン初の大作「エンドレス・ドリーム」は聴きごたえ十分でカッコいい。あのイントロのピアノの細かいフレーズは凄いね。ライブではラビンが弾いてました。歌までの3分にこの曲の魅力が詰まっていると思う。「同志」にも通じるおおらかな終盤も含め、この大曲はラビン版イエスの到達点とも言える。
個人的には2曲目の「」や6曲目の「ホエア・ウィル・ユー・ビー」もなかなかのものだと気に入っている。
まぁ、トニー・ケイの居所が正直ないんだろうなと思ってたけど、やはりこの後脱退。
ラビンも12年に渡るイエスでの活動に見切りをつけ、本作で脱退。その後映画音楽の世界でも大活躍。2016年にはアンダーソン、ウェイクマンと組んでYES
featuring
ARWとしてもう一つのイエスとして活躍してくれたけど、無理なお願いと分かっていても再度本家イエスに関わることを期待している。プレイヤーでなくてもプロデューサーや楽曲提供だっていいと思う。
2022年8月20日土曜日
90125(ロンリーハート) | イエス
邦題「ロンリー・ハート」。'83年再結成アルバム。
気鋭の若手ギタリスト、トレヴァー・ラビンの活躍が素晴らしい。当時のジェネシス、エイジアと合わせて、ポップに身売りしたぐらいの言われようだったらしいが、本作がなければその後のイエスはなかったと言っても過言ではない重要な作品。
そもそもがスクワイア番長とアラン・ホワイトがトレヴァー・ラビンを誘って新バンド「シネマ」として活動開始していたところ、パーティーでジョン・アンダーソンに聴かせたら気に入ってボーカルを入れることになったという、かなりイレギュラーな制作事情。アンダーソンが歌うならキーボードもイエス関連人脈がいいということでトニー・ケイが引っ張りだされる。途中、U.K.のエディ・ジョブソンが参加してたらしいが、イエスの復活策として売り出そうとするマネージメントの圧力のせいでメンバーとして定着せず。まぁ、カラーとしては合わなかったかもなぁと感じる。
そして、プロデューサーが前作「ドラマ」のボーカルだったトレヴァー・ホーンだからイエスの系譜的にもものすごい「つなぎ」の人事が垣間見えて、前作からの変なつなぎが本作のイエスとしての立ち位置を重要づけている。
タイトル曲は、オーケストラ・ヒットの活用としても代名詞的な名曲。ラビンのソングライティングのポテンシャルの高さもさることながら、この形に仕上げたホーンの見事な手腕。
「変革(Changes)」はプログレっぽさ残る、80sイエスならではの1曲。続くインスト「シネマ」はラビンの弾きまくりギターもさることながら、アラン・ホワイトの走ってるドラムが物凄くいい。これぞ、ロック・ドラマーという感じ。
「ハーツ」はアンダーソン色強く感じるけど、全員が作曲クレジットされており必ずしもジョン・アンダーソン手動の曲という感じではないみたい。
今こうして聴きなおすと「リーヴ・イット」って少々異色な感じだよな、と思う。多分他のラインナップでは出てこない曲だと思う。
ハウ師匠主導の現イエスでは、ロンリーハートをやらなくなっているらしいけど、バンドへの敬意が足りないと苦言を呈したい。師匠なりにイエスのあるべき姿を現すためにセットリストを組んでいるんだろうけど、こういう80sがあっての今があるということを捉えて欲しい。
夏季休暇雑記
月から水までは朝散歩してた。ラジオ聴いたり、音楽聴いたりしながら小一時間ほど歩いた。
月曜日は夕食は焼肉。焼肉きんぐまで出かける。
火曜日は午前中に散髪。
水曜日は青山までドライブ。数年ぶりにFar East Cafeへ訪問。こういう状況なので喫茶サービスはなしでした。手短にグッズを買って帰る。
帰りに大船のライフによって軽く買い物。
木曜は朝から雨降りそうだったのでやめた。金曜ももういいかなと思って散歩なし。雨降ったせいもありずっと家にいた。夕食に次男がバイト先で覚えたエビフライロールを作ってくれた。なかなかいい感じ。
金曜日は午前中にお墓参り。
お昼は納豆めかぶスパゲッティ。
夕食はひじきご飯を作る。好評。
2022年8月19日金曜日
こわれもの | イエス
'71年リリースのイエスの代表作。トニー・ケイに代わりリック・ウェイクマンが加入。いわゆる黄金期メンバーが揃う。
ぱっと聴いただけで音がカラフルになったのが分かる。演奏面と同じくらいモーグシンセなどオルガン以外のバラエティな鍵盤の利用が効果的になっている。
オープニング「ラウンドアバウト」はオールタイムでイエスの代表曲。各メンバーのいいところすべてが出尽くして絡み合っている。前作から加入のハウ師匠がコーラスもやっているが、アンダーソン、スクワイア番長、ハウ師匠それぞれ声質も違っているので、3声コーラスも広がりが感じられ
時間がないためバンド曲とソロ曲が入り混じった変則的なアルバムだが、そういう構成も面白い。特にブルフォード作の「無益の5%」はタイトルに皮肉も込められているし、アバンギャルドな感じを出しながらもカチッとしたプレイなど彼ら示唆が十二分に出ていると思う。
「南の空」は、近年よく演奏されるようになったが、埋もれさせるにはもったいない名曲。
「燃える朝焼け」もこの後ライブのレパートリーに残り続ける定番曲。リフの部分がクリムゾンの「21世紀の精神異常者」の影響を受けていると方々で言われてますが、本作はユニゾンのリフは確かに大きな魅力ではありますが、途中に入るウェイクマンのピアノが緩急つけるブレイクになっていて、魅力を上げていると思う。
ジャケットアートが本作からロジャー・ディーン。まだあの丸っこいバンドロゴはないけど、バンドのサウンドに大変マッチしていて良い。イエスと言えばロジャー・ディーン、ロジャー・ディーンと言えばイエス、というぐらい相乗効果も出てお互いのイメージを決定づけている。アナログ盤は持ってないですが、'97年リリースの紙ジャケ復刻シリーズにアナログ盤に同封されていた小冊子の縮小再現版がついていて、ロジャー・ディーンを使ったバンドのイメージ戦略が功を奏していると思う。
何枚か買っていて最初は黒帯の90年代初頭、次は97年頃の紙ジャケ。この時は危機などほかの紙ジャケも買った。次にThe
Studio Albums
1968-1987を買ったのでそこで03年リマスター+ボートラを入手。最近出たスティーヴン・ウィルソンによるリマスター盤はどれも買ってない。
2022年8月14日日曜日
週末雑記
土曜日は買い物。
オーブンレンジが壊れたので急遽買いに行く。バチンっていかにも中の部品が飛んでしまったというような音がなったのでびっくりした。
お昼はそうめん。
その後オーブンレンジを設置し、のんびり朝ドラ消化。
夕食は長男の誕生日パーティー。はじめてラザニアを作る。あたらしいオーブンはなかなかいい感じ。
あとはいつもようなにビシソワーズスープや焼き豚などを作った。
日曜日は午前中に壊れた電子レンジを引き取ってもらいに昨日行った家電屋さんへ持って行く。ついでに軽く買い物。
昼食にアボカドスパゲッティを作った。
Netflixでストレンジャー・シングスを見始める。夏休みの過ごし方としてどうかと思うが、末っ子は受験生だし、兄たちはバイトや部活もあるので家族ででかけるという感じではないので、まぁいいいか。
晩御飯は焼きそば、ほっけ、春雨スープなどを用意。
2022年8月13日土曜日
聖なる館 | レッド・ツェッペリン
Zeppはボックスセット2種のおかげでオリジナル・アルバムは網羅できているということで、IV以降は実はオリジナル・アルバムを買ったことがない。
それもどうかと思うし、数年前に出たコンパニオン・ディスク付きのリマスター盤を買おうかと思ったけど、I、III、IVに終わった次第。
懺悔の意味も込め(?)、手持ちの音源で5枚目「聖なる館」をプレイリストで再現してみた。
リリースは'73年。曲目見ると、大部分はどの曲か思い出せるので、自分でもそれなりに聴いているなと感心。The Crungeだけはどんな曲だっけ?ってなった。
冒頭の「永遠の詩」のイントロからして素晴らしい。キレのある疾走感あるジミー・ペイジのギターは本当にカッコいい。
続く、「レイン・ソング」や「丘のむこうに」は前作で完成したと思われるエレキとアコースティックの融合がうまく活かされている傑作。Zeppのバラードで「レイン・ソング」は一番好き。トラッドの薫りがバンドの色として出ているのも特徴的。
「ノー・クォーター」ってこれに入っているんだね。冒頭の怪しいキーボードから、あのちょっとエスニックな感じのリフが絡み、深く沈んでいくようなプラントのボーカルがなんとも言えない雰囲気を作りだしていていい。これはディープ・パープルでは味わえない「陰鬱」の雰囲気。
トリを飾る「オーシャン」も印象的なリフもさることながら、パシッ、ドスッとしたボーナムのドラムも体に響いてくる。
2022年8月12日金曜日
味玉豚骨ラーメン@TOKYO豚骨BASE
来週から夏休み。今週はちょっと面倒なのが動き始め、少々気が萎えてるんだけどここで一旦リセットしたい。
気合入れるために何か食べたい!と思い、赤羽で下車。でも外出るのも面倒だし、と思いTOKYO豚骨BASEへ。
もう普通に味玉(塩)豚骨ラーメンです。疲れているところに、この塩気が染みる。博多ラーメンの細麺もつるつるといけていい。
周りからとにかく替え玉コールが聴こえるので、そのビッグウェーブに乗りたいと思いながら、そこはグッと我慢。
いやぁ、堪能しました。
イエス・サード・アルバム
初のメンバーチェンジを行ったサード・アルバム。バンクスが脱退し、名手スティーブ・ハウが加入。
期待の表れなのか、いきなり2曲目にギターソロ「Clap」を収録させるほど。確かにこれ聴くとおっ凄いヤツ入ったな、と素直に感じる。イエスに限らないが、アコギのインストを入れるバンドってやはり自信があるんだね。聴いててもすげぇなと思うし。
冒頭の「ユア・イズ・ノー・ディスグレイス」から凝った構成の長尺曲。イントロのモザイクのようなギターフレーズ、そこにかぶさる白玉オルガン、ブリゴリベース、煽りまくるドラム、とこの部分聴いてるだけで随分可能性が広がったなとメンバーチェンジの妙が感じられる。
そしてライブの定番「スターシップ・トゥルーパー」。途中のアコギパート、終盤のインストと組曲構成で、イエスの得意パターンが成立していると感じる。後年、どのラインナップでもライブで演奏しているのも歴代メンバー共通しての「イエスソング」という感じで頷ける。
「オール・グッド・ピープル」は牧歌的な前半とロック的なジャムで盛り上がる後半との退避が面白い。前半にスクワイア番長がハーモニカを吹くのもライブのハイライトとして楽しめる。
初期イエスの中でもピアノ主体の演奏が珍しい「ア・ヴェンチャー」。エンディングの部分はハウ師匠ならでは。バンクスだと多分こうはならないと思う。
最後は「パーペチュアル・チェンジ」。「イエスソングス」での演奏は凄みがあって気に入っている。
バンド名を掲げたぐらいの自信作だろうし、実際後年本作から演奏される曲も多いので、プログレ・イエスの原点とも言える作品。
2022年8月11日木曜日
祝日雑記
山の日。早朝から次男が海まで走ってくると元気。
いつもの休日のように朝食にサンドイッチを用意。珍しく自分もサンドイッチにする。
朝1本だけ録画した朝ドラを消化し、午前中買い物。
お昼は梅干しとしらすのスパゲッティ。
午後は三男の自転車を買いに近所のサイクルショップへ。さくっと決めてくれたので、帰ってから録画した遺留捜査やZZを観てまったりすごす。
夕食はホイコーローとお刺身。
ちょっと無駄に過ごしたなと思うも、来週から夏休みだしそこで色々やりたいことやるつもりなので、のんびりできたと思うことにする。
2022年8月10日水曜日
2色もりそば+かき揚げ@嵯峨谷
直行で神田に用事があり、いい時間に終ったので神保町まで足を延ばして嵯峨谷へ。
2色もり蕎麦にかき揚げを追加して、気力回復も合わせて行う。
この日は猛暑で、その後飯田橋に寄ってから途中まで戻るも相当暑かったので、オフィスまでもどらずそのまま仕事させてもらうことにした。
朝、東京駅で乗り換える際に地下コンコース(昔でいう銀の鈴あたり)にはねぶたの飾りがあり、夏っぽくていいですね。駅構内はキャリーケースを持った帰省客と思われる家族も多く、今年はコロナ禍であっても田舎に変えられる方が多い感じが伺える。
結果として、音楽聴きながら涼しいところで仕事できたのは良い。
外回りの営業さんや運送関連など暑い中、外でお仕事されている人たちにはほんと頭下がります。熱中症に気を付けて、お仕事に励んでいただきたいと思います。
早めに帰宅して残作業も片づけ、いつもより早くのんびりさせてもらう。
先週末見られなかった大河の録画を見て、「全成ッ!!!!」と咽び泣く(嘘)
時間と言葉 | イエス
イエスの'70年リリースのセカンドアルバム。目玉はオーケストラとの共演とのことで、当時はハードロックバンドになる前のディープ・パープルだってオケとの共演してたぐらいなので流行りではあったんでしょうが、一部を除いてそれほど効果があったとも思えない。
オープニングの「チャンスも経験もいらない」やタイトルチューン「時間と言葉」(の終盤)こそマッチしているが、あとはそれほどでも。なくてもアルバムの良さはある。
「スウィート・ドリームス」はイエスならではの疾走感あるポップチューン。シングルカットされるのも頷ける。自分は結構イエスの曲の中でも上位の好み。既にこの時点で典型的な「アンダーソン節」というものが味わえる。ピーター・バンクスのギターだって悪くない。
「預言者」もトニー・ケイのオルガンが素晴らしい1曲。こういうのこそ、今やって欲しい。こういうのが出来ると確かにオルガンにこだわる姿勢も分からなくもない。オーケストラがオルガンに負けている感じする。後にケイが参加するバジャーのファーストを聴いてもこのどこか泥臭いオルガンが目立つもの。
本作でバンクスが脱退するが、その置き土産としての素晴らしいプレイが「星を旅する人」で堪能できる。よくある表現で申し訳ないが、あのエッジの効いたどこかやけ気味のカッティングが本当にカッコいい。それにかぶせるケイのオルガン、支えるどころか押し上げるようなブルフォードのドラミング、ととにかくカッコいい。
ラストを飾るタイトルチューンはアコースティックな始まりで途中から入るオーケストラで盛り上がる1曲。後年もレパートリーとして取り上げられており、アンダーソンも気に入っているのかなと感じる。
2003年のリマスター盤には、スウィート・ドリームスのB面のディア・ファーザーや収録曲のオリジナル・ミックスなどが含まれている。
2022年8月8日月曜日
イエス・ファースト・アルバム
9月に来日公演が予定されているイエスですが、コロナの勢いも再度増して、猿痘の国内感染者のニュースも聞こえてきて、予定どおりに開催されるのかいささか不安な状況です。とは言え、今更経済活動に影響を与えるほどの行動制限は考えづらく、欧州を見てももう重度の対策を取っているとは見えず、あるものとして付き合っていく感じなのでしょうか。
さて、イエスの来日に思いをはせながら、過去作品を振り返ってみたいと思います。
まずはデビュー・アルバム。60s後半サイケ期を経た雰囲気のあるバンドロゴがジャケットです。
ジョン・アンダーソン(Vo)、クリス・スクワイア(B)、ビル・ブルフォード(Dr)、トニー・ケイ(Key)、ピーター・バンクス(G)の5人組。
ジャケットからも伺えるような、「アートロック」的な音で、まだプログレ的なテイストは少々といったところ。それでも、ブルフォードの手数の多いジャジーなドラムやゴリゴリ言うスクワイアのベースが他のバンドと決定的に違いを出していると思う。この二人はこの年でもう完成に近いというか圧倒的な存在になっている。
後年、いわゆる名手に取って代わられるトニー・ケイやピーター・バンクスも結構アグレッシブで、冒頭のビヨンド・アンド・ビフォアやラストのサヴァイヴァルなどのワウを交えたギタープレイや印象的なキーボードのルッキング・アラウンドなどでイエスの礎を作っていると言える。昨日と今日やスウィートネスなどフォーク調な歌があるのもファーストならではの醍醐味。こういうのはアンダーソン的な臭いが凄い。
ビートルズやバーズのカバーは彼らなりのアレンジで、この編曲力が後のプログレ指向へつながっていることが十分に分かる。
2003年のリマスター盤にはボーナストラックが収録されており、'91のボックスで初CD化されたサムシングス・カミングはウェストサイド物語の曲でこれまたイエスのアレンジが凄まじい。イエスがどんなバンドかを表す初期の名演の1つだと思う。これはなかなか今のメンバーではやらないだろうなぁ。
2022年8月7日日曜日
週末雑記
土曜日は朝から次男の大学オープンキャンパスの付き添いで某大学へ。
まぁ、有名どころなので着いたらものすごい入場の列で、ちょっとこれは予想していなかった。幸い曇り空だったので、暑いながらも厳しい日差しがなかったのは良かった。一応帽子は持って行って、並んでいる間はかぶっていた。
男女比は観た感じそんななかった。制服で来ている子の方が少なかったかな。バス乗っている間に聞こえてきた話では、大学側は制服着ていると声かけやすいのでありがたいらしい。確かにそうかも。うちは制服着ていったが、明日は私服でいいやと言っていた。
で、14時過ぎまで説明会を聴いて帰路へ。帰りのバスも結構な混雑具合。地元の人もオープンキャンパスがあると途中から乗るのが大変だね。
次男としては、一応得るものはあったようで何より。
で、帰りに駅で遅めのお昼にする。
次男はカルボナーラ、自分はボロネーゼ。それぞれ大盛り。堪能した。
帰宅してからは朝ドラ消化。
妻に買い物を済ませてもらっていたので、その食材で夕食に。サーモンの刺身があったのでそれと、味付き豚肉を焼き、それとサラダを用意。
疲れたので早々に寝る。
日曜日は妻がオープンキャンパスの付き添いに行ってくれたので、自分は軽く買い物。久しぶりに港南台までドライブしての買い物。
某大手スーパーの駐車場が駐車券なしで、ナンバーを指定して清算するスタイルになっていた。もう少しのんびりしたいところだが、既に昼前なので、そのまま帰る。大きな音で音楽(この日は主にELP)を聴いてドライブするのはなかなか気持ちいい。
お昼は長男、三男には冷やし中華を作る。自分はシラススパゲッティ。あとはスーパーで買ったばってら寿司。
その後、長男とドクターストレンジの新作を観る。その傍ら三男が夏休みの自由研究をやっていた。
意外と早く次男と妻がお帰りに。
夕食はおでん風煮物(大根がない)とポテトフライ、サラダ、枝豆など。
三男が観たい特番があるというので大河は録画し、途中までその特番観て早めに就寝。結構眠かった。
2022年8月1日月曜日
7月の再生履歴
7月はこんな感じ。
アーティスト名 | 再生回数 | |
1 | Yes | 84 |
2 | オフコース | 75 |
3 | The Beach Boys | 73 |
4 | 小田和正 | 63 |
5 | THE ALFEE | 56 |
6 | King Crimson | 47 |
7 | Led Zeppelin | 38 |
8 | Nicki Parrott | 29 |
9 | Tommy Page | 28 |
10 | Paul McCartney | 23 |
小田さんの新作やオフコースの武道館ライブが出たので、そちらを重点的に聴いてますね。
アルバム名 | アーティスト名 | 再生時間 | |
1 | early summer 2022 | 小田和正 | 3:28:54 |
2 | Off Course 1982・6・30 武道館コンサート40th Anniversary | オフコース | 3:19:00 |
3 | Good Vibrations: Thirty Years Of The Beach Boys | The Beach Boys | 3:09:11 |
4 | LIVE IN PROGRESS | THE ALFEE | 2:45:44 |
5 | ユーミンからの、恋のうた。 | 松任谷由実 | 2:34:44 |
6 | Steel Wheels Liv | The Rolling Stones | 2:05:09 |
7 | Letter From Home | Pat Metheny Group | 1:58:00 |
8 | Live in Central Park, NYC, Jul 1, 1974 | King Crimson | 1:53:16 |
9 | Mothership | Led Zeppelin | 1:50:01 |
10 | アマゾン限定 FUSION ベスト・コレクショ | V.A. | 1:46:27 |