一年の終わりの疲れを癒すのに金字塔は相応しい一品だと思う。
ということで、納会の酔いも残っているが、まさに〆の一杯として特選しおそばをいただきました。
キャリアを総括するボックス・セットを立て続けにリリースしたので、いよいよ活動休止ではなく停止/解散かと危ぶんでいたところ、突如の再始動。
途中、個人名を連ねたものはあったけど、ちょっと違うかなと思い食指が動かなかった。
ここ数年のアンダーソン/ストルトやザ・シー・ウィズィンのように、別の活動が旺盛だったこともあり、もうTFKはないかなと思っていたところ、嬉しい誤算だった。
アルバムの発表と共にツアーの日程も発表され、追って来日公演も盛り込まれ非常にうれしいニュースだった。
ただ1つ残念なのは、キーボードのトマス・ボディンがいないこと。
詳細は分からないが、TFKを続けていくのに二人の意見が合わなくなったのか、こういう形に。個人名を連ねたのは長年の共同作業者に気を使ったのか、ソロでTFKを出したころに原点回帰したかったのか、よく分からない。
新作はボリューム満点の2枚組。冒頭からTFKらしいシンフォ・プログレ全開で堪能できる。
朝から芝公園で打ち合わせがあり、終わって会社に戻る途中三田の日乃屋カレーでお昼にする。
たまに食べたくなるカレーである。
ここもトッピングが豊富だが、珍しくエビフライカレーにしてみる。CoCo壱でもめったにチョイスしないが、カツカレーでは重いかなとよぎったのと、結局いつもトンカツだしな、ということで別の角度で攻めてみた。
もう何度目、何枚目の購入かわからない「宮殿」(In The Court Of Crimson King)の50周年記念盤。
2009年に40周年記念盤が出て安心していたのに、KC信者はまた次のループが始まるのかと軽く恐怖に見舞われている。とは言え、ここ最近出ている20枚前後のボリュームでなく、大変リーズナブルな内容になっている。
一方で、2009年も2019年も他のボックスのようなツアー丸ごと収めるようなことがないのは、どういうことなのか?どっかで69年ツアー完全版が出たりするんだろうか?
正直、2009年リマスターで十分満足しているので、2019年盤のどこが凄くなったかとかは正直どうでもいいと思っている。
何度目かのイエス来日公演に参加。
今回は東京三公演いずれも内容が異なるとのことで、もうクラシック・アルバムの完全再演はいいや、という感じなのでベスト・ソングスの2日目を選択。
早めに東京ドームシティホールへ繰り出し、物販に並ぶ。今回は実に久しぶりにツアー・パンフレットを購入。他にはTシャツとアルバム・アートの缶バッチセットをゲット。
その後時間があるので日高屋で一杯やる。最近行けばアジフライを頼んでいる気がする。
「ナイン・ヴォイシズ」が披露されたがあの声はなかなかのもの。
今後アンダーソン尊師が復帰したとしても、将来のためにも彼は残るべきメンバーであると確信した。
クリス不在後では初の参加。後任のビリーは元メンバーであり、クリスの一番弟子みたいなところもあって、大任をしっかりとこなしている。
珍しい選曲として「チャンスも経験もいらない」が取り上げられていた。しかもなかなかの出来映え。一方で定番だった「ロンリーハート」はやらずじまい。AWRとの差別化か?
アラン・ホワイトが帯同しているが、ほとんどの楽曲をジェイ・シェレンがドラムを叩いていた。ここまでやったら正式メンバーでいいんじゃないかと思う。こうしてみるとビルの引退は潔いものだなと思う。
レジェンド・ゲストでトニー・ケイが数曲参加。トークツアーで見て以来なので、ほぼ25年振りにお目見え。ちょっと小男っぽい感じになってしまったけど、あのオルガン・サウンドをはじきだす様が流石のもの。
まぁ、満足のライブでした。
後は若手の力を出しながら新作を出してもらい現役バンドとしての姿を見せてもらいたいですね。